ドキュメンタリー映画『マンガをはみだした男 ~赤塚不二夫~』の劇場公開に先駆け、U-zhaanと蓮沼執太によるサウンドトラックCDが発売!
2016年4月30日よりポレポレ東中野ほかで公開になる、赤塚不二夫の生涯を本人の映像や関係者からの証言などで追ったドキュメンタリー映画『マンガをはみだした男~赤塚不二夫~』のサントラ盤となる本作、音楽を手がけたのはU-zhaanと蓮沼執太。
挿入されるアニメーションシーンやインタビュー風景などの全編に渡り、映画の世界観に寄り添い続ける、極上のサウンドトラックになっています。タブラとシンセサイザーを中心に構成された無国籍なサウンドは、とことん耳に心地よいアンビエントミュージックとしてもお楽しみいただけるでしょう。
また、3Dジャケットやスパイス印刷によるカレー臭加工などの採算度外視っぷりで話題騒然となった2014年発売のU-zhaanの作品『Tabla Rock Mountain』でアートワークを手がけたデザインチーム「Vender Woh!」が、引き続き今作のデザインも担当。
彼らによる、相変わらずぶっちぎりの特殊パッケージもぜひ見届けてほしいと思います。
なお、タモリ氏のボーカルによる映画のエンディング・テーマは、サントラ盤には収録されていません。そちらは劇場でお楽しみください。
【リリース情報】
U-zhaan + Shuta Hasunuma
「マンガをはみだした男~赤塚不二夫~」
オリジナル・サウンドトラック
2016.04.23 Release
GDHV-004 / ¥1,667+税
[収録曲]
01. b.p. vs r.o.
02. let’s_la
03. don’t let go
04. urchin
05. thread hanging
06. debut!
07. comrades
08. my time
09. not bad
10. little uneasy
11. ism
12. dual
13. poppa
14. amulapratyaksa
15. utopia for eeldog
※他社流通の作品になります。
【U-zhaan (ユザーン)】
オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏からインドの打楽器「タブラ」を師事。’00年よりASA-CHANG&巡礼に加入し、『花』『影の無いヒト』など4枚のアルバムを発表。’10年に同ユニットを脱退後、U-zhaan × rei harakami として「川越ランデヴー」「ミスターモーニングナイト」等を自らのサイトから配信リリース。’14年には坂本龍一、Cornelius、ハナレグミ等をゲストに迎えたソロ名義のアルバム『Tabla Rock Mountain』をリリースした。’15年、Ryuichi Sakamoto + U-zhaan として「Tibetan Dance / Asience」を7inchレコードで発表。インドからのツイッターでのつぶやきをまとめた書籍『ムンバイなう。』を’10年に出版し話題となり、のちに続編『ムンバイなう。2』も刊行されている。
【蓮沼執太 (ハスヌマシュウタ)】
音楽家。音楽作品のリリース、蓮沼執太フィルを組織して、国内外でのコンサート公演、映画、舞台芸術、音楽プロデュースなど領域横断的表現を多数制作する。また近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像、サウンド、立体、インスタレーションを発表し、個展形式での展覧会やプロジェクトを活発に行う。主な個展に『音楽からとんでみる3|have a go at flying from music part 3』(2011年、ブルームバーグ・パヴィリオン|東京都現代美術館)、『音的|soundlike』(2013年、アサヒ・アートスクエア)。音楽アルバムに4枚組CD『CC OO|シーシーウー』(2012年、HEADZ / UNKNOWNMIX)、『時が奏でる│Time plays – and so do we.』(2014年、SPACE SHOWER MUSIC)。2016年2月、7年半ぶりのスタジオ・ソロアルバム『メロディーズ』をリリース。