阿部海太郎 & 武田カオリ(Umitaro Abe & Kaori Takeda)『HOUSE』
2024.03.26
release

阿部海太郎 & 武田カオリ「HOUSE [LP]」2024.04.10 Release

阿部海太郎 & 武田カオリ

Photo: Futoshi Miyagi

阿部海太郎と武田カオリが10年以上の歳月をかけて共作したアルバム阿部海太郎 & 武田カオリ(Umitaro Abe & Kaori Takeda)「HOUSE」(2023年9月20日にリリース)。
2024年4月10日にLPでリリースが決定。


阿部海太郎 & 武田カオリ(Umitaro Abe & Kaori Takeda)『HOUSE』阿部海太郎 & 武田カオリ(Umitaro Abe & Kaori Takeda)(アベウミタロウ アンド タケダカオリ)
『HOUSE [LP]』(ハウス エルピー)

リリース日:2024年4月10日(水)
DDCM-98002 / ¥4,510
仕様:LP
レーベル:THEATRE MUSICA

[トラックリスト]

Side A
01. Mirror
02. Boots
03. Postcard
04. Blanket
05. Lamp
06. Globe

Side B
07. Model ship
08. Kaleidoscope
09. Comb
10. Amber
11. Pillow
12. Clock

Bonus track
Vase


Umitaro ABE & Kaori TAKEDA「HOUSE」

阿部海太郎と武田カオリが10年以上の歳月をかけて完成させたアルバムのアナログLP盤。ボーナストラックとして、2023年に開催されたバング&オルフセンのアーカイブ展のために本作の世界観で書き下ろした楽曲「Vase」が収録されている。
洗練された音楽性を多方面で発揮してきた阿部が、涔々と澄んだ武田のヴォーカルのために書き下ろした曲とそこに織り込まれる器楽曲で新境地をひらく。
12のタイトルに綴られる形あるものと、ふたりが紡ぐ形のない音楽が表現するのは、架空の女性の慎ましい生活の痕跡。存在したかもしれない誰かの静謐な意志と豊かな心情が聞こえてくる。
アナログLP盤のカッティングはPiccolo Audio Worksの松下真也が手掛け、余白のある繊細な世界観を追求した音質を実現。
淡々としながらも印象深く透明感のあるジャケットのアートディレクションを手掛けたのは葛西薫。現代美術作家・ミヤギフトシによる写真群が静かな気配を漂わせる。

HOUSE Musicians

Vocal: 武田カオリ (Kaori TAKEDA)
Piano, Violin, Reed Organ, Kalimba: 阿部海太郎 (Umitaro ABE)

1st Violin: 春日井久美子
2nd Violin: 小寺里枝
Viola: 春日井恵
Cello: 越川和音
Clarinet: 新谷健介
Guitar, Harp, Banjo, Musical Saw: 中村大史

All tracks were composed and arranged by Umitaro ABE
All lyrics were written by Kaori TAKEDA


【プロフィール】

阿部海太郎
クラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら楽器の今日的な表現を追求する。舞台、ドラマ、映画、さまざまなクリエイターとの作品制作などで作曲を手掛けるほか、独創的なコンセプトでコンサート企画やアルバム制作も行う。主な仕事に、蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品、NHK『日曜美術館』テーマ曲、NHK連続テレビ小説『らんまん』など。

武田カオリ
1999年にギタリスト石井マサユキとのユニットTICAを結成。以降、TICAとして多数のアルバムを発表する他、ソロ名義での客演も多数。2019年10月にはPepe California+TAKEDA KAORIとして5曲入りMini Album『Take Me Down』をリリース。阿部海太郎が音楽を手掛けたドラマ「京都人の密かな愉しみ」「グレースの履歴」ではエンディング曲を歌った。