道端にポツンと咲く一輪の花。まるで孤独な私のように思えた。踏まれても命を燃やして立ち上がろうとする名もない花を見て、失恋の思い出を引きずる自分に、花が立ち直れと勇気づけてくれる気がした。後ろは振り向かず、前を見て、胸を張り笑顔でしあわせを探そうと思った。
DISC1