- 発売日
- 2015.05.27
- レーベル
- カクバリズム
- 規格
- CD
ceroの最新アルバム『Obscure Ride』は、まさに時代を超える1枚。この興奮、高揚。ワクワクが止まりません。リズムへの執着と愛。そこで勝ち得た骨太のカッコよさとスウィートなポップさ。これぞceroにしか成し得ない音楽。
時代を越える音楽から放たれるタイムレスな良さを今作『Obscure Ride』は保有してます。ceroが1st albumをリリースしてから4年。ジャンルレスに音楽を掘り下げ、ポップに消化し展開してきた、ceroの活動が結実しており、ひとつの結果がこのアルバムには詰まってます。リズムの刺激とそこからの中毒性。変わりゆく街並みに映える音楽。オリンピック前の再構築される東京から産み落とされた街の音楽。全13曲、一貫してグルーヴィ。サウンド面では、今作もceroメンバーによるアイデア、センスが如何なく発揮された録音、ミキシング。そしてロンドン・メトロポリススタジオのスチュアート・ホークス氏によるマスタリングとこだわり抜かれた音質。これは最高に気持ちいいです。
そしてceroの歌詞。各所で文才を発揮している高城、荒内が作り出す交差する現実世界と別の世界。忘却と回想。リアリティーと繋がるパラレルワールド。日常の中から見える不思議な情景。どこかスリリングでファンタジック。アルバム全体から立ち上がるひとつの世界観。これは本当に聞き逃せないし、感じ取ってもらいたいです。
cero、いよいよ凄い事になってますよ(これまでも十分凄いけど)。確実に名盤の誕生であり、新境地に突入です!この感覚、これなんですよ。今、あきらかにカッコイイのはこれです。音楽的快楽とストーリーテリングの巧みさを併せもった、今、最も注目すべきバンドがceroなんです!!!
TRACK LIST
DISC1
- 01
- C.E.R.O
- 02
- Yellow Magus(Obscure)
- 03
- Elephant Ghost
- 04
- Summer Soul
- 05
- Rewind Interlude
- 06
- ticktack
- 07
- Orphans
- 08
- Roji
- 09
- DRIFTIN'
- 10
- 夜去
- 11
- Wayang Park Banquet
- 12
- Narcolepsy Driver
- 13
- FALLIN'
DISC2
- 01
- ワールドレコード
- 02
- わたしのすがた
- 03
- exotic penguin night
- 04
- マイ・ロスト・シティー
- 05
- Contemporary Tokyo Cruise
- 06
- roof
- 07
- Birdcall
- 08
- outdoors
- 09
- cloud nine
- 10
- マクベス
- 11
- (I found it)Back Beard
- 12
- あとがきにかえて