- 発売日
- 2014.02.12
- レーベル
- felicity
- 規格
- DIGITAL/CD
※発売日/価格が変更になりました。
チャットモンチーの福岡晃子に、石橋英子、ネット上でみつけた平成生まれのギタリストや0歳から84歳まで70名以上の多彩な声、そしてJukeシーンの若き才能と、伝説のパンク歌手Phew、七尾の愛する響きが集まって、まるでコンセプトアルバムのように濃密なEPが完成。
映画『ニシノユキヒコの恋と冒険』主題歌「TELE〇POTION」他 全5曲
シンガーソングライター七尾旅人、震災直後の精力的な活動を経ての2013年は、声だけで新しい音楽を追求するバンド「VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!VOICE!」を始動させ、素晴らしい声のアーティストたちに加えて動物たち(犬、鳥、昆虫、豚など)まで参加し、まさに今、産み落とされた新たな音楽はオーディエンスに大きな衝撃を与えました。また、大盛況で迎えられたフジロック・ホワイトステージや、初となるビルボード・ライブでの公演を始め、全国各地での圧倒的パフォーマンスはもちろん、本年は向井秀徳と共に向かった台湾を皮切りに、ニューヨークでは1本演奏するごとに絶賛とともに追加公演が増えてゆく事態に。現在のNYアンダーグラウンドを代表するミュージシャンたちに驚きとともに迎えられ、狂熱のセッションに発展。日本の音楽が持つ強い独自性を報せました。
そんな2013年を経て、2014年最初のリリースは竹野内豊主演、芥川賞を受賞した作家・川上弘美の小説『ニシノユキヒコの恋と冒険』(監督:井口奈己/2014年2月公開)の映画主題歌となる待望のNew EP!七尾のメロディメーカーとしての一面が輝くばかりに発揮された楽曲を、映画のコンセプトを部分的に踏襲しながら女性奏者だけで編成したロックバンドによってレコーディング。日本アンダーグラウンドの才媛である石橋英子とチャットモンチーの福岡晃子、そしてtwitterで一般公募された平成生まれの大平沙季(オトノエ)。いままでのイメージをくつがえす瑞々しい青さをたたえたサウンドで、さらに広範なリスナーに愛されるフレッシュなポップソングになりました。
そんな「TELE〇POTION」から始まる本作は、「TELE」をキーワードにしながら、マキシ•シングルにも関わらず、まるでコンセプトアルバムのような聴き応えを持った作品となって行きました。伝説のパンク歌手Phewによるモールス信号と、七尾が作り出すサウンドが未知なるノイズ・ミュージックへと姿を変えた「telegraph ma’am」。Jukeシーンの若き才能、boogie mann 、食品まつりa.k.a. foodmanによる「Juke/Footwork」の予測不可能なビート/メロディとTwitterで公募した0歳から84歳まで70名以上の多彩な声、声、声が奇妙に映画的なダンストラックとして折り重なる「Juke for Teleport Nation」。そして話題の若手映像作家ひらのりょうによるジャケット。EPならではのチャレンジや遊び心がたっぷり詰まった作品が完成しました。2014年、七尾はこのままレコーディングを続け、3枚の独立したアルバムを制作します。ご期待下さい。
TRACK LIST
DISC1
- 01
- TELE〇POTION(movie edit)
- 02
- telephonic error
- 03
- telegraph ma'am feat. Phew
- 04
- Juke for Teleport Nation feat. boogie mann, 食品まつりa.k.a. foodman
- 05
- TELE◯POTION(full version)