CRITICAL FACTOR

CRITICAL FACTOR

PLASTICZOOMS

クリティカル ファクター

プラスティックズームス

発売日
2013.10.02
レーベル
felicity
規格
DIGITAL/CD

旺盛な実験精神が産み出す先鋭的なサウンド。
既存の価値観や美意識を解き放つ自由なる精神と思想。
独自の美学を貫徹して辿り着いた「重要な要素」がここに!

およそ2年ぶり、待望のサードアルバムは過去最高にエッジー、なのに非常にポップな風合い。冒険を恐れず、果敢に実験を繰り返すストイシズム。創造性の源泉は研ぎ澄まされたSHOの豊かな感性と傑出した表現力。アート志向が強くコアでマニアック、ディテールへの強烈な探求心と溢れ出る想いに駆られた美意識が根底にあります。贅肉を削ぎ落とした緊張感、詩的イメージを喚起させるメランコリックかつドラマチックなメロディメイカーとしての才能は特筆すべきで、耽美的で陰影に富んだネオゴシック的アプローチのサウンドに独特の個性が見られます。
エキセントリックで挑戦的な、ある種のヴォイスパフォーマンス風に声を漂わせながら冷たい響きで歌うヴォーカル。デリケートな中にも生硬な響きを湛えるエッジの効いたギターサウンド、ステディながら躍動感を併せ持つベースプレイ。そして空間的な拡がりを生みだすシンセサイザーのレイヤーとヘヴィでタイトなドラムスなどが一体となったニューウェイヴ的なビートスタイルでバンドアンサンブルのダイナミズムが存分に打ち出されています。
張り詰めた緊張感の一方で、キャッチーでグルーヴィー、ソリッドでストレートなビートにモダンで間口の広いポップセンスが炸裂するソングライティング。新しい音の感覚と、それに相反するように懐かしさを喚起するロマンティックで扇情的なメロディラインやゴシックなピアノが印象的です。静寂とパンク/ ニューウェイヴのマナーで熱を宿した喧騒の狭間を緩急自在に生き来するアグレッシヴでエモーショナルな響き。
一見相反する美しさと暴力性、構築と破壊を共存させるような二つの要素の間で絶妙のバランスを取る硬軟の手法を織り交ぜたサウンドメイクが彼らの持ち味。
新しいモラルを自分の手で作り上げていこうとする姿勢。新しい局面を切り開いていこうととする勇気、自由奔放さ。先鋭的であり、時代の前衛であろうとする気負いがここにあります。
映画「フラッシュダンス」1983年の全米No.1ナンバー、マイケル・センベロ「MANIAC」の意表をついた確信犯的カヴァーも MTV全盛期のクラシックに今の息吹を吹き込む事で新旧の聴き手を捉えるでしょう。

ロックとファッション、その刺激し合い、感化し合う両者を同列に捉えたクリエイションが注目を集める音楽集団 PLASTICZOOMS。
「The Reality Show No.2」では東京の今を表現するリアルなファッショニスタとして水原希子や道端ジェシカと並んでの登場が話題に(荒木経惟氏が撮りおろし)。ジャケット周りのグラフィックデザインに留まらず、アクセサリーや香水までを製造・販売する等、音楽そのものだけではなくライフスタイルやアティチュード、そうしたイメージを自由に発信するスタンスは斬新。
前作アルバム「STARBOW」(2011)以降、ライブハウス会場限定CDシングルや7inchシングル等(全て完売)、現場に拘った積極的なリリース攻勢を経て、遂に新作アルバム「CRITICAL FACTOR」の登場です。全10曲収録(既発曲は全てアルバム用New mix となります)。

TRACK LIST

DISC1

01
MONOCHROME
02
RAVEN
03
MANIAC
04
P A R A D E
05
SAKURA
06
RUBBERS
07
A V△W
08
CRACK
09
LIVE IN THE MIDDLE OF SADNESS.
10
BYE.BYE. (feat. MASUHISA NAKAMURA PIANO VERSION)