Delia Fischer / デリア・フィッシャー
2016.09.07
release

Egberto Gismonti(エギベルト・ジスモンチ)の愛弟子、Delia Fischer(デリア・フィッシャー)。 ブラジル/ジャズ/クラシック・ファンの間で伝説化していた名作、全曲エギベルト・ジスモンチの楽曲に挑んだカバーアルバム『Saudações Egberto』、10月5日、日本初登場。

Delia Fischer / デリア・フィッシャー「ブラジリアン・クラシックス」と呼びたいエギベルト・ジスモンチの数々の名曲が、彼の愛弟子デリア・フィッシャーの凜とした歌声と繊細なピアノ、エレトロニカなサウンド・メイキングにより蘇る!

エギベルト・ジスモンチの愛弟子といえる女性ピアニスト、作編曲家、歌手のデリア・フィッシャーは20年以上に渡るキャリアと豊かな音楽性の割にリーダー作はとても少ないが、音楽の都=リオ・デ・ジャネイロでも注目されるアーチストの一人である。
これはそのデリアが最も敬愛する音楽家で師匠でもあるエギベルト・ジスモンチの楽曲をカバーしたアルバム。
ジスモンチのデビュー曲でエリス・ヘジーナがヒットさせた「ソーニョ」を始め、「ロロ」「パリャッソ」「バイオン・マランドロ」「フレヴォ」「水とワイン」「ダンサ・ダス・カベッサス」「マラカトゥ」などの代表曲13曲を収録し、デリアの多彩で類稀な才能を存分に味わえる作品。
「パッサリーニョ」には、エギベルト・ジスモンチ本人も参加。デリア・フィッシャー、初の日本盤が登場!


【リリース情報】

Delia Fischer『Saudações Egberto』Delia Fischer『Saudações Egberto』
デリア・フィッシャー『サウダソンィス・エギベルト』

2016.10.05 Release
UBCA-1053 / ¥2,315+税
レーベル : Tuff Beats

[収録曲]
01. O SONHO / オ・ソーニョ [Egberto Gismonti]
02. COR DE SOL (LÔRO) / コル・ヂ・ソル(ロロ) [Egberto Gismonti/Eugenio Dale]
03. PALHAÇO / パリャッソ [Egberto Gismonti/Geraldo Carneiro]
04. AUTO-RETRATO / アウト・ヘトラート [Egberto Gismonti/Geraldo Carneiro]
05. PR’UM SAMBA / プル・ウン・サンバ [Egberto Gismonti]
06. BAIÃO MALANDRO / バイオン・マランドロ [Egberto Gismonti]
07. SAUDAÇÕES / サウダソンィス [Egberto Gismonti/Paulo César Pinheiro]
08. FREVO / フレヴォ [Egberto Gismonti]
09. ÁGUA E VINHO / アグア・イ・ヴィーニョ [Egberto Gismonti/Geraldo Carneiro]
10. PASSARINHO / パッサリーニョ [Egberto Gismonti/Marilda Pedroso]
11. DANÇA DAS CABEÇAS / ダンサ・ダス・カベッサス [Egberto Gismonti]
12. UM OUTRO OLHAR (PÊNDULO) / ウン・オウトロ・オリャール(ペンドゥロ) [Egberto Gismonti/Ronaldo Bastos]
13. MARACATU / マラカトゥ [Egberto Gismonti]


◆「BAIÃO MALANDRO(バイオン・マランドロ)」LIVE
https://youtu.be/Q9l14yqcGxE

◆「PALHAÇO(パリャッソ)」
https://youtu.be/9_pyYx0F1Fs


【Delia Fischer】

ピアニスト、作編曲家、歌手。
リオ・デ・ジャネイロの生まれ。
80年代の終わりにピアニストのクラウヂオ・ダウエルスベルグと「Duo Fenix」を結成。
先進的なサウンドで話題を呼びブラジルRCAよりアルバムを1枚リリース。
国内の主要都市や欧州のジャズフェスで好評を得る。
その後、トニーニョ・オルタやエヂ・モッタを始め、様々な歌手たちのバッキングを務める。
その後1999年にブラジルの鬼才=エギベルト・ジスモンチのプロデュースで『Antonio』(ECM/CARMO)を出す。
しばらく子育てに専念したのち、2010年にDUBASよりオリジナル曲を収めた『Presente』を発表、高い評価を得る。
翌年には敬愛するジスモンチの楽曲をカバーした『Saudações Egberto』をリリースし大きな話題となった。
現在は劇場でのショーの音楽監督をしながら、次作のレコーディングも間近に控えている。