Caravan
2020.01.24
release

Caravan、2015年にリリースしたミニアルバム「Homesick travelers」1月24日(金)より配信開始!いよいよ開催!新年祭ライヴ。2020年2月2日(日) CLUB CITTA’毎年恒例の振る舞い酒&来場者プレゼントの詳細が決定!そしてCaravanが本ライブへの思いを語る。

Caravan2015年にリリースしたミニアルバム「Homesick travelers」が1月24日(金)より配信開始。
本作は、「Homesick travelers」「Good morning」「アイトウレイ」「Back to roots again」と、「サンティアゴの道」のアコースティックバージョンの計5トラックで構成されている。

また、Caravan LIVE EXTRA SPECIAL “新年祭” 2020の毎年恒例となっている来場者への”振舞い酒”と来場者全員にプレンゼントされるキャラバンラバーコインケースの詳細がアナウンスされた。

今年の振舞い酒は、アンテナアメリカのクラフトビールより、飲みやすさを追求しきった究極のラガー「Firestone Lager」(ファイアストーン ラガー)を主に、数種類のクラフトビールが振る舞われる。
キャラバンラバーコインケースは、今年の干支のネズミをCaravan自らドローイングしたファン垂涎の貴重なアイテムだ。本公演でしか手に入れられないので是非チェックを!


Caravan mini album『Homesick travelers』【リリース情報】

Caravan
mini album『Homesick travelers』

2020年1月24日(金)配信開始
DOWNLOAD & STREAMING
https://linkco.re/nvPYpMnE

[収録曲]
01. Homesick travelers
02. Good morning
03. アイトウレイ
04. Back to roots again
05. サンティアゴの道(Acoustic)


Caravan LIVE EXTRA SPECIAL"新年祭" 2020Caravan LIVE EXTRA SPECIAL “新年祭” 2020

■2020年2月2日(日) @CLUB CITTA’ (川崎)
open17:00 / start 18:00
adv 5000yen (D別) スタンディング
ticket now on sale (pia/lawson/e+)
info. DISK GARAGE 050-5533-0888

member : Caravan(vo&gt)
宮下広輔(ps.gt),高桑 圭/Curly Giraffe(ba),椎野恭一(dr),堀江博久(key)

★来場者全員にCaravanラバーコインケースプレゼント!
★振舞い酒アンテナアメリカのクラフトビール有!(Firestone Lager / ファイアストーン ラガー ほか)
Antenna America https://www.antenna-america.com/

Caravan


【Caravanプロフィール】

1974年10月9日生まれ。
幼少時代を南米ベネズエラの首都カラカスで育ち、その後、転々と放浪生活。
高校時代にバンドを結成、ギタリストとして活動。
2001年よりソロに転身。全国を旅しながらライブを重ね、活動の幅を広げてゆく。
2004年4月インディーズデビュー。二枚のアルバムを発表。
2005年メジャーへ移籍。
2007年マネージメントオフィス HARVEST 設立。
2011年までの間、年に一枚のペースでアルバムを発表してきた。
一台のバスで北海道から種子島までを回る全国ツアーや、数々の野外フェスに参加するなど、独自のスタンスで場所や形態に囚われない自由でインディペンデントな活動が話題を呼ぶ。
2011年には自身のアトリエ “Studio Byrd”を完成させ、2012年プライベートレーベル“Slow Flow Music”を立ち上げた。
Caravanも含めたった3人でマネージメントとレーベルを運営しインディーズ流通すら使わず、メディアにもほとんど露出しないその独自なスタンスも注目を集めている。
独自の目線で日常を描く、リアルな言葉。
聞く者を旅へと誘う、美しく切ないメロディー。
様々なボーダーを越え、一体感溢れるピースフルなLive。
世代や性別、ジャンルを越えて幅広い層からの支持を集めている。
これまでに Donavon Frankenreiter、Calexico、Tommy Guerrero、Ray Barbee、Beautiful Girls、SLIP、 Sim Redmond Band 等、多くの来日アーティストのサポートアクトや共演を果たし、YUKI「ハミングバード」「Wagon」、SMAP「モアイ」、渡辺美里「Glory」「Hello Again」を始め、楽曲提供も手掛けている。

◆official web site ⇒ http://www.caravan-music.com
◆official facebook ⇒ https://www.facebook.com/Harve……wFlowMusic
◆official YouTube ⇒ https://www.youtube.com/user/C……nelHARVEST
◆official online shop ⇒ http://harvest-music.shop-pro.jp/


開催を目前に控え、新年祭ライヴへの思い、昨年8月にリリースされた『The Universe in my Mind』についてCaravanが語った。
取材:兵庫慎司

──ニュー・アルバム『The Universe in my Mind』が、2019年の8月にリリースされて。
Caravan:はい。Slow Flow Musicを立ち上げて、もうすぐ10年になるのかな。Slow Flow Musicから初めて出した『The Sound on Ground』ってアルバムは、「とりあえず録ろう」って言って、勢いで録った、アコースティックな、わりと素朴な作品なんですけど。そこから時が経って、今そのアルバムを聴くと、「もっとこうすればよかった」みたいなところがいっぱいあって。じゃあもう一度、『The Sound on Ground』的な、初期衝動と、あまり作り込まないラフさで、身体ひとつで再現できるような作品を、今の自分で作ってみようかな、っていうのが、『The Universe in my Mind』のきっかけで。
ここ最近、やっぱり、いろんな変化が続いていて。環境も変わってきたし、音楽を聴く形も変わってきただろうし、音楽と人の距離感もどんどん変わっていくんだろうな、っていうのもありつつ。じゃあ自分は自分の宇宙というか、自分は自分の世界でやり続けていこう、という決意みたいなのがあって。
ただ、やっぱり、変わり続けることも必要だと思うので。芯がぶれないためにというか、変わらないために。そういう意味で、配信とかダウンロードも、去年から始めて。今まで、知ってたけど音源は聴いたことなかったっていう人や、いわゆるライブの常連さんじゃない人たちから、意外と反応が返ってきたりしたので、やってみるべきだったな、という手応えもあった1年でしたね。
──『The Universe in my Mind』も、これだけいろいろ変わっていく中で、それでも自分の中で変わらないものは何か、というのがテーマのひとつになっているような。
Caravan:そうですね。説明が難しいんですけど……これだけ変わり続ける世界でも、変わらない人の営みだったり、っていうのも絶対にあると思っていて。それは自分にとってなんだろう? っていうと、新しくできた家族だったり、活動をしていく時の小さいチームだったり、ライブの現場だったり、そばにいてくれる人たちだったり。
あとは、いまだに自分が音楽をやり続けていられることに対しては、これって意外とあたりまえじゃないというか。こんな状況で、いったんメジャーをやめたり、いろんな試行錯誤をしている中で、いまだにこうやってライブができていて、作品を出せている状況っていうのは、すごくやっぱり、ありがたいというか。そういったものに対しての気持ちは、色褪せないでいてほしいというか、自分の中で。慣れていってしまったり、麻痺してしまったりすることもあるんでしょうけど、そこは自分で刻んでおきたいというか。
──そういう曲が揃っていった?
Caravan:そうですね。何曲かできた時点で……前作の『The Harvest Time』っていうアルバムが、アレンジもカラフルで、自分なりにバンド・サウンドを意識して、宅録で作ったものだったので。そことは違う質感のものになるな、と、2~3曲できた時点で思って、だったらもうそっちに振り切ってしまおうと。本来だったら、ドラムを叩いて、ベースを弾いて、ってやりたいところを、やらないで終えてみようかな、いちばん核の部分だけ録音に残そうかな、っていうのがあって。
だから、地味な作品ではあると思うんですけど、自分としては好きな質感のものができて。しかもそこから、その反動で、いろんな曲を作りたい今の気持ちにつながったりもしていて。そういう意味では、とてもいい通過点だと思ってるんですけど。
──で、これまで配信もダウンロードもやらなかったのを、このタイミングから始めたのは──。
Caravan:はい。『The Universe in my Mind』の2曲をまず先行で、初めて配信というのを始めたんですね。で、それを追っかけるように、アルバムで秋に配信して。

──2年前に、なぜ配信やダウンロード販売をやらないのか、という話を、インタビューできいたのですが、その時とは考え方が変わってきた、ということですよね。
Caravan:そうだね。そもそもSlow Flow Musicというレーベルに関しては、ほかと違う動きをしたいっていう目的があって。時代と逆行して、「こんなレーベルがあってもおもしろいよね」っていうものをやろうと。はじめの10年ぐらい思ってたんです。パッケージにこだわって、配信だとかダウンロードだとかはせずに。と、考えていたんですが、やっぱり、いろんな声が入ってきて。「配信やってないんですか?」とか。「いや、ライブ会場でCDを売ってるんで、顔の見えるコミニュケーションをしましょうよ」って言ってきたけど、中には、「身体を壊しちゃっていて、ライブに行けないんです」とか、「子供が生まれて今までのようにはライブに行けないんです」という人もいたりして。あと、転勤で海外に行ってしまった、海外へのショッピングはしてないんですね、とか。
そうなってくると、自分がコミュニケーションを取りたくてやっていた手法っていうのが、実はコミュニケーションを取れなくしてしまっていたというか。逆に入り口をすごく狭めていて……血がどんどん濃くなっていくのはいいことなんだけど、新しく入って来たい人が入れない、というのもあるのかなと。だったら、15年やってきて、そろそろ配信というものを始めてもいいのかな、と思っています。
──『新年祭』の内容は、どんなことをやりたいと考えておられます?
Caravan:久々に、バンドのメンバーで、5人でできるので……去年は弾き語り、ないし、プラスアルファでふたり・3人のセッションが多かったので、今回はバンド・サウンドが活きる曲をやろうかな、っていう。それと、去年はニュー・アルバムが出た年なので、ニュー・アルバムにズームインしたライブが多かったので。今回はライブ・ベストじゃないですけど、ライブで映えるような曲をいっぱい選びたいと思ってます。あと、去年のアコースティックの反動で、今はまた、グルーヴのある曲をいっぱい作りたいな、っていう気になっていて、今年に入ってからもたくさん作ってるんですけど。そのうち1~2曲、ライブでできたらいいなと。なので、新曲も織り交ぜつつ、やろうかなと思います。

Download & Streaming ( https://www.tunecore.co.jp/art……an_harvest )