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虎ノ門広告祭の公式アンセムをSTUTSが制作。坂本龍一氏の手掛けた名作広告音楽をサンプリングし、時代を超えたコラボレーション楽曲が誕生。

虎ノ門広告祭の公式アンセムをSTUTSが制作。坂本龍一氏の手掛けた名作広告音楽をサンプリングし、時代を超えたコラボレーション楽曲が誕生。完成したアンセムは10月17日(金)からの虎ノ門広告祭で初お披露目!

日本最大級の広告クリエイティブフェスティバル「虎ノ門広告祭」が、2025年10月17日(金)から24日(金)の8日間にわたり、虎ノ門ヒルズのTOKYO
NODEにて開催される。これにあわせて、虎ノ門広告祭の公式アンセムが制作された。

楽曲制作のテーマは「過去の名作CM曲から、新しい広告祭の音楽をつくる」というもの。
その構想を具現化したのは、坂本龍一とSTUTSという、二組のアーティストだ。

 坂本龍一氏は、デビュー前の時期からCM音楽の制作を手掛けていたことで知られる。1977年「丸井のメガネ」にはじまり、数多くの広告音楽を手掛け、やがては出演者としても登場する。今回は、虎ノ門広告祭の趣旨に賛同いただき、坂本龍一氏が過去に手掛けた広告音楽をサンプリング楽曲とすることにも快諾いただいた。

そしてSTUTS。彼もまたプロデューサー/トラックメーカーとして活躍する一方で、2025年のポカリスエットにCM曲「99 Steps
(feat. Kohjiya, Hana Hope)」を提供し大きな話題を呼ぶなど、現代の広告音楽に取り組むアーティストのひとりだ。

今回、そんな両者の時代を超えるコラボレーションが実現した。SEIKOのCM曲といて生まれたBehind the Maskの原曲、PARCOのフェイ・ダナウェイシリーズの名CM曲から、協和発酵サントネージュワイン、NTTハウディ、energy
flow、Asience、そして六本木ヒルズ The Land Songまで。ひとつの曲の中に、いくつもの時代の響きが重なり合いながらも、STUTSらしい再解釈によって全く新しい印象を持つアンセムが誕生した。

本アンセムは、虎ノ門広告祭の10月17日(金)のオープニングでの初お披露目を皮切りに、イベント会期中の全セッションにて聴くことができる。また、同広告祭の10月20日(月)10:00-12:00の特別セッションにSTUTSの登壇も決定。今回のアンセム制作の背景や秘話が、STUTS本人の口から語れる。さらに10月18日(土)16-17:30には「坂本龍一の広告音楽」と題したセッションも行われる。坂本氏の45年にも及ぶ広告音楽の名曲を一挙に振り返る貴重な機会となる。

なお本アンセムの今後のリリース予定は未定のため、まずは会場となる虎ノ門ヒルズ TOKYO NODEにて、その"時代の響き"を体感してほしい。

■虎ノ門広告祭開催概要
・名称: 虎ノ門広告祭
・開催期間: 2025年10月17日(金)~2025年10月24日(金)10:00~22:00
※10月18日(土)は22:00~24:00で一夜限りの30歳以下限定イベント開催
・会場: TOKYO NODE (東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 8F、45F、46F)
・主催: 虎ノ門広告祭実行委員会
・会場協力:森ビル・TOKYO NODE
・特設サイト: https://toradfes.com
・チケットサイト:https://cloud-pass.jp/project/toradfes


■特別セッション概要

広告と音楽の幸福な関係 feat. STUTS
虎ノ門広告祭の告知をきっかけに、テレビ朝日「エイトジャム」で共演したアーティスト・STUTS、広告音楽プロデューサー・山田勝也(愛印)、そしてクリエイティブディレクター・菅野薫/保持壮太郎の4人。その縁から生まれた本セッションでは、番組では語りきれなかった「広告における音楽の力」を多角的に掘り下げます。
アーティストとして、プロデューサーとして、クリエイティブの現場として――それぞれが見てきた“音楽と広告”の関係性を軸に、名作CM音楽の記憶や、制作の舞台裏、そしてこれからの広告音楽の可能性を語り合います。

さらに本セッションでは、虎ノ門広告祭のためにSTUTSさんが制作した「広告祭アンセム」の誕生秘話も初公開。坂本龍一氏の名作広告音楽群を題材に、いまを生きるアーティストが新たな時代のアンセムとして再構築した、そのプロセスを辿ります。
広告と音楽、二つの創造性が響き合う瞬間。その幸福な関係性を、ライブのように体感するトークセッションです。

 

タイトル:広告と音楽の幸福な関係 feat. STUTS
日時:10月20日(月)10:00-12:00
会場:TOKYO NODE GALLERY STAGE(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F)
登壇者:STUTS(プロデューサー・トラックメーカー)、山田勝也、菅野薫、保持壮太郎


【公開リスニング会】坂本龍一の広告音楽

蓮沼執太、若林恵とともに坂本龍一の広告音楽作品を振り返るセッション「坂本龍一の広告音楽」

1977年、若き坂本龍一が最初に取り組んだ仕事の一つがCM音楽だった。「丸井のメガネ」にはじまり、数多くの広告音楽を手掛け、やがては出演者としても登場する。2000年代以降は社会問題に目を向け、自身と広告との関わりを問い直していった。本セッションでは、特別ゲストに蓮沼執太、若林恵を迎え、CD化されていない音源を含む坂本の広告音楽作品を聴きながら、各時代における広告と文化、社会との関係を語っていく。

 

タイトル:【公開リスニング会】坂本龍一の広告音楽
日時:10月18日(土)16:00-17:30
会場:TOKYO NODE GALLERY STAGE(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F)
登壇者:蓮沼執太(アーティスト)、若林恵(コンテンツ・ディレクター)、保持壮太郎