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蓮沼執太によるNHKワークス第一弾。 NHKが放送100年を機に立ち上げた「新ジャポニズム」プロジェクトと東京国立博物館のスペシャル・プロジェクトとして、2025年3月25日より8月3日まで東京国立博物館で開催されている「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」のために、蓮沼執太が制作したサウンドトラックがリリース。

 

蓮沼執太「Ⅰ (Neo-Japonism Immersive Theater Original Sound Track)」
ハスヌマ シュウタ「ワン ネオジャポニズム イマーシブ シアター オリジナルサウンドトラック」Shuta Hasunuma「Ⅰ (Neo-Japonism Immersive Theater Original Sound Track)」
Digital | BJLAWD-1 | 2025.07.18 Release | Released by B.J.L. X AWDR/LR2
https://ssm.lnk.to/NHKI

蓮沼執太によるNHKワークス第一弾。

NHKが放送100年を機に立ち上げた「新ジャポニズム」プロジェクトと東京国立博物館のスペシャル・プロジェクトとして、2025年3月25日より8月3日まで東京国立博物館で開催されている「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」のために、蓮沼執太が制作したサウンドトラックがリリース。

このイマーシブシアターは、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の蔦屋重三郎役である横浜流星がナビゲーターをつとめ、はるか1万年以上前から、日本の風土の中で、独自の美意識が受け継がれてきた、縄文土器、はにわ、絵巻、鎧兜、浮世絵、さらには世界で人気のアニメまでを、NHKの高精細映像と技術で結集した、没入体験型展覧会である。東京国立博物館が所蔵する国宝や重要文化財を中心に織りなす日本文化のタイムトラベルを大迫力の映像と立体音響で展開されている。

第1幕 : タイムトラベル 日本の美
第2幕 : 江戸中期 蔦屋重三郎がポップカルチャーの礎を築いた
第3幕 : 日本アニメの誕生と飛躍
第4幕 : 日本アニメと日本文化の共通コード

イマーシブシアター作品は、以上の全四幕から構成されている。

蓮沼執太による電子音と環境音などが混ざり合う空間的なサウンドから幕が開き、リズミックなポップ曲、江戸時代の描写とマッチするM06「TSUTA 10」の有機的なミニマルテクノ、ピアノやストリングスが重なり合うM08「NJIT finale」など、印象的なフレーズがサウンドトラック全体を特徴づけている。蓮沼執太の音のパレットがメロディーとリズムを織り成し、展示空間のような音響体験を創出するサウンドトラックになっている。

また、サウンド・エンジニアリングにも力を入れている作品である。東京国立博物館 本館 特別5室 の空間が持っている強い響きがある音環境の中、四方を大型LEDパネルに囲まれた会場で、その映像を結び一つにする空間的な音設計をエンジニアの葛西敏彦、久保二朗、勝田友也が担当し、現場でしか体験できないサラウンド構築を行なった。今回のリリースにあたり、映像投影された展示空間で行なったミックスを活かし、HPLバイノーラル技術を使い、ヘッドフォン環境で最適にリスニングができるように再構築されている。イマーシブシアターでの音響体験が基礎にありながら、空間を離れてリスナーのヘッドフォン環境でイマーシブなリスニングを可能とする。

1. NJIT opening エヌジェイアイティー オープニング
2. Ma -NJIT edit マエヌジェイアイティー エディット
3. Haniwa ハニワ
4. NJI interlude & Odyssey -NJIT down version エヌジェイアイ インタールード アンド オデッセイ エヌジェイアイティー ダウン バージョン
5. Odyssey -NJIT up version オデッセイ エヌジェイアイティー アップ バージョン
6. TSUTA 10 ツタジュウ
7. Anim アニム
8. NJIT finale エヌジェイアイティーフィナーレ

作曲、演奏、録音、プロデュース:蓮沼執太
ミックス:蓮沼執太、葛西敏彦、久保二朗
マスタリング:蓮沼執太、葛西敏彦、久保二朗


「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」
https://ssm.lnk.to/I_neojaponism

会 期 | 2025年3月25日~8月3日
会 場 | 東京国立博物館 本館特別5室
住 所 | 東京都台東区上野公園13-9
電話番号| 050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間| 9:30~17:00(金土、5月4日、5月、7月20日~20:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日 | 月(ただし、3月31日、4月28日、5月5日、7月21日は開館)、5月7日、7月22日 
料 金 | 一般 2000円 / 大学生 1200円 / 高校生 800円 ※本展観覧券で、4月22日~6月15日の間の観覧日当日に限り「浮世絵現代」(表慶館)を無料で観覧可能


蓮沼執太|Shuta Hasunuma

音楽家、アーティスト
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。
最新アルバムに『unpeople』(2023)。東京2020パラリンピック開会式にてパラ楽団を率いてパラリンピック讃歌編曲、楽曲「いきる」を作詞、作曲、指揮を担当。近年のコンサート・パフォーマンスに「unpeople 初演」(草月プラザ石庭『天国』/ 2024)、「ミュージック・トゥデイ」(オペラシティ・コンサートホール・タケミツメモリアル / 2023)など。
主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。また、近年のプロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク/ 2019)、「FACES」(SCAI PIRAMIDE、東京 / 2021)、など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
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