
オルタナティブフォークバンド【SIS】、1stフルアルバム「MEMENTOPIA」を4月16日にリリース!
2024年9月~2025年3月にかけて、連続デジタル配信リリースを敢行してきたオルタナティブフォークバンド・SIS(シス)が待望のフルアルバム「MEMENTOPIA(メメントピア)」をリリースする。
前作のEP「死生」から4年。混沌としたコロナ禍、そしてアフターコロナの世界で、さまざまな環境や状況の変化があった人も多いことだろう。
SISもまた、メンバーが5人の新体制となり再始動。
各々がこの数年間で感じてきた逡巡を、歌詞とメロディに込めた『SIS結成からの10年の集大成』、渾身の1作が世に放たれる。
死を想い、現代社会を生き抜く者たちへ贈る、珠玉のオルタナティブフォークアルバムである。アルバムタイトル「MEMENTOPIA」は、“MEMENT”(=過去を思い起こさせるもの)、“TOPIA”(=場所)を組み合わせた造語である。
SISの命題であり、バンド名の由来ともなっている「死と生」にも通ずるこのフレーズは、バンドからさらにスケールさせた、ひとつのプロジェクト名としてSISが共有している言葉だ。フロントマンであるTxBONEの足の指にも刻まれたこの言葉を、満を持してアルバムタイトルとしたことに、バンドとしての覚悟と今作における思いの強さが読み取れる。
タイトルと連なるアートワークは、SENEKTが担当。生命力豊かな、2つの重なる手を象徴的に描いた。本作にはこれまでデジタルリリースされてきた「腐る」・「FULL SWING」・「疾走」・「青赤」・「エントロピー」の5曲に加え、SIS黎明期から演奏してきた「アメンボ」、レゲエサウンドを感じさせる「夢喰」などこれまでSISのライブで披露されてきた楽曲を収録。
激情を奏でるインタールード的な弾き語り「愛した愛した」に加え、情景が浮かぶインストゥルメンタル「Blue Sunshine」、「真夜中の海」の全10曲構成となっている。
曲順通りに聴いていくことで、劇伴のような物語性を見出し、時間の流れを感じられるのも醍醐味。この構成は、アルバム単位で音楽を聴くことが少なくなった昨今において、SISが徹底して追求した “らしさ” あふれるこだわりと言えよう。
アコースティックなフォークサウンドに、ポップス、ラテン、レゲエ、ヒップホップ、アンビエント etc…さまざまな音楽性をミクスチャーしたSISの感性がほとばしる全10曲は、彼らの等身大のライフストーリーであり、溢れる感情によって紡がれるロードムービーだ。
SIS『MEMENTOPIA』
2025.04.16 Release
Digital / SIS-010
Released by SPACE SHOWER MUSIC / LAD Production
https://ssm.lnk.to/MEMENTOPIA
01. Blue Sunshine
02. 腐る
03. 疾走
04. 青赤
05. 夢喰
06. FULL SWING
07. 愛した愛した
08. エントロピー
09. アメンボ
10. 真夜中の海
リリースアルバムから「エントロピー」のMVを公開! “もしも”を描く静かな記憶の物語
SISの最新MV「エントロピー」が、YouTubeにて公開された。
監督は香取徹、撮影は丹波おさむ。出演にサトウヒロキ、吉村優花を迎え、ひとつの部屋と、そこに置かれたテレビの中だけで展開される演劇的な物語が描かれる。
語り部として佇むTxBONEの存在と、詩的な多重露光や逆再生演出が“記憶の残像”のように観る者の心を静かに揺らす、深い余韻を残す映像作品となった。
MVは現在、SIS公式YouTubeチャンネルにて公開中。
◆SIS「エントロピー」Music Video ⇒ https://youtu.be/949hJ3HgUTw
【監督 香取徹 コメント】
「エントロピーを聴いた時、目の前に居る大切な人への愛情や、失ってしまった人への想い、儚さと力強さなど対照的な感覚が真っ直ぐ心に届くイメージがありました。その時のイメージを映像でも表現できるように、スタッフみんなで試行錯誤しながら撮影に挑みました。普遍的なテーマであり、誰かの人生に優しくそして力強く寄り添ってくれる曲だと思いますので、今回のMVが色んな世代の人に届いてくれたら嬉しく思います。」
「SIS 10th ANNIVERSARY LIVE “MEMENTOPIA”」6月6日 表参道Robin ClubにてSIS初のワンマンライブ開催!
アルバム「MEMENTOPIA」リリースを記念し、SISが初のワンマンライブを開催することが決定。
6月6日(金)、会場は表参道・Robin Club(SPIRAL B1F)。
当日は一夜限りの特別なセットリストを披露するほか、ゲストアーティストの出演も予定されている。
さらに、彼らを日頃から支えてきた仲間たちも多数来場し、SISと共にこの記念すべき夜を祝う。
10年間の歩みと、次なるステージへの門出を感じられるこのライブ、ぜひ会場で体感してほしい。
チケットはZAIKOにて販売中。
SIS 10th ANNIVERSARY LIVE “MEMENTOPIA”
■2025.06.06(FRI) @Robin Club, OMOTESANDO
OPEN / START 18:30
ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500
LIVE:SIS & Secret Guests
DJ:ZEN-LA-ROCK / Watter / MINAMIKAWA / TATSURO OMURA
FOOD:Chillmatic
前売りチケット:https://ladproduction.zaiko.io/e/mementopia
Qeticにて約9,500字のロングインタビューが公開!「MEMENTOPIA」の裏側に迫る言葉たち
アルバム「MEMENTOPIA」リリースにあわせて、カルチャーメディアQeticにてSISのロングインタビューが掲載された。
約9,500字におよぶ本記事では、SISというバンドの始まりから現在に至るまでの10年を、TxBONEと沢庵のふたりが、バンドの始まりから現在までの10年を振り返るとともに、今作『MEMENTOPIA』に込めた想いや、活動の転機、そしてこれからの展望をじっくりと語っている。
制作の裏側に触れられる読み応えある一篇、ぜひアルバムとともに読んでほしい。
記事はQeticにて掲載中:https://qetic.jp/interview/sis-2504/466948
SIS(シス)
フォークミュージックを軸にポストロックを横断し、ジャンルレスなサウンドを追求するオルタナティブ・フォークバンド。頭から足先まで全身タトゥーのTxBONE(Vo./A.Gt.)と、大学教員としての一面を持つ沢庵(Vo./A.Gt.)という対照的な2人のフロントマンとTAKAYA(Drs.)により結成され、2024年よりUJI(E.Gt.)と匠(Perc./Sampler/Cho.)が加わり5人体制となった。バンド名の由来となっている「死」と「生」をはじめ、人が生きていく中で向き合う表裏一体の価値観を、憤怒と慈愛入り混じる歌詞とサウンドで表現している。TxBONEは 、ANARCHY / JNKMN / JOHNNYとの謎のバンド集団「THE NEVERSURRENDERS」の一員としての顔もあり、最近ではMcGuffinでのルームツアーでも大きな反響を得た。ANARCHY が参加した「ケレモ Remix」では、ディレクターに岡宗秀吾氏を迎えたMVがYouTubeにて現在 40万回再生以上を更新中。結成当初よりALIと共同企画イベントを開催、味園ユニバースにて韻シストと共演、レゲエアーティストYAADCORE来日イベント出演、ジャックダニエル主催Murda Beatz来日イベント出演など、活動は多岐に渡る。
https://www.sis-official.com
https://ssm.lnk.to/SIS_top
https://www.instagram.com/sis_jp
https://x.com/sis_jpn
https://www.youtube.com/channel/UCdE7DNV8JNSTzxZNDNLgihw
SIS - ケレモ (Remix) feat. ANARCHY [Official Music Video]
https://youtu.be/4qh8ZY04CX0