トリプルファイヤー「EXTRA [2CD]」2024.9.25 Release. 前作『FIRE』より7年、いよいよトリプルファイヤーの最新アルバム『EXTRA』。CDは、Instrumental盤が付いた二枚組。
前作『FIRE』より7年、いよいよトリプルファイヤーの最新アルバム『EXTRA』。
CDは、Instrumental盤が付いた二枚組。
トリプルファイヤー(トリプルファイヤー)
『EXTRA [2CD] (エクストラ ツーシーディー)』
リリース日:2024年9月25日(水)
品番:PECF-1197
JAN:4544163462467
販売価格:¥3,300
仕様:2CD
レーベル:SPACE SHOWER MUSIC
CD 1
01. お酒を飲むと楽しいね
02. BAR
03. スピリチュアルボーイ
04. ユニバーサルカルマ
05. サクセス
06. ここではないどこか
07. シルバースタッフ
08. 諦めない人
09. 相席屋に行きたい
10. ギフテッド
CD 2
01. お酒を飲むと楽しいね (Instrumental)
02. BAR (Instrumental)
03. スピリチュアルボーイ (Instrumental)
04. ユニバーサルカルマ (Instrumental)
05. サクセス (Instrumental)
06. ここではないどこか (Instrumental)
07. シルバースタッフ (Instrumental)
08. 諦めない人 (Instrumental)
09. 相席屋に行きたい (Instrumental)
10. ギフテッド (Instrumental)
前作『FIRE』より7年、いよいよトリプルファイヤーの最新アルバム『EXTRA』。
CDは、Instrumental盤が付いた二枚組。
最新作『EXTRA』におけるあまりにも多様な音楽性は、トリプルファイヤーが世に出た際に名付けられた「高田馬場のジョイ・ディヴィジョン」という最高ではあるキャッチフレーズともかけ離れてしまっているのです。
しかしながらじゃあ誰なの?「トーキング・ヘッズ?ジョージ・クリントン??」と考えたところで、さまざまな要素が粘土をこねくり回した様に異形化しており、結論を申し上げますと「柴又の寅さん」のごとく、「高田馬場のトリプルファイヤー」としか形容しえない独創性を獲得しています。
難産の末、「トリプルファイヤー」ここに極まりと胸を張って言える、これまで以上にポップでエンターテイメント性にも飛んだバケモノの子が産み落とされています。
アフロ・ビート、ファンク、ロック、ブラジル、そしてそれらが混ぜ込ぜになった先人たちの名盤の数々を、バンドが表現したいことを一番の指針としたブランニューな音楽に見事に昇華。
池田若菜 (Flute)、沼澤成毅 (Keyboards)、シマダボーイ (Percussion)、PLASTICMAI (M6 Guest Vocal)の強力なサポート、馬場友美の録音、The Anticipation Illicit Tsuboiのミックス・マスタリングによりこれまで以上にメンバーのやりたかったイメージにも辿り着くことができました。
その結果、彼らの音楽の基盤となる”楽しく踊れる音楽”がジャケットに描かれたキャラクターのごとく、次々に姿を表します。
サウンド面では鳥居真道 (Guitar)が陣頭指揮を取りながら、山本慶幸 (Bass)、大垣翔 (Drums)、吉田靖直 (Vocal)とゲストたちによる、とてつもなくユニークで、とてつもなく楽しいミュージックです。
また、一時の「タモリ倶楽部」準レギュラー的ポジションなど、インパクト大のお茶の間露出から、エッセイや脚本など文筆方面でも活躍するヴォーカリスト・吉田靖直の「自分が本気で思っていることを書く」スタイルのリリックと、ヴォーカル・フロウ含めた、バンドのサウンドの探求の掛け算が黄金律で成立してしまっていることが、この世界的に見ても摩訶不思議な音楽の重要なポイントであります。
吉田の自己からにじみ出てしまっている言葉であるのに、神様視点にも感じる詩の世界。
少し加齢し、おじさんっぽく扱われ始める局面にも直面することで生まれた”あがきと諦め”。
誰も歌にしてこなかった共感しかない歌たちが揃い踏みです。
<相席屋に行きたい/相席屋に生きたい> HIP HOPシーンにもしっかり届いている、パンチライン製造機としての切れ味もマシマシであります。
言葉の面白みだけでなく、これまで以上にメロディアスな歌やお洒落でもあるサウンドも相まって、より多くの人に届きそうな予感がする7年ぶり・等身大な大傑作。
今の時代に日本から生まれる面白い音楽はこういうものではないだろうか?!そんな仮説に頷きたくなる、待ちに待ったニューアルバムです。
トリプルファイヤー
吉田靖直 (vocal) / 鳥居真道 (guitar) / 山本慶幸 (bass) / 大垣翔 (drums)
2006年結成、2010年に現在の編成となる。2012年5月「エキサイティングフラッシュ」2014年2月「スキルアップ」2015年9月「エピタフ」2017年11月「FIRE」を発表する。2024年には7年ぶりとなる5th AL「EXTRA」をリリース予定。
アルバムは全くリリースされなかったが勢力的なライブ活動は続けており、温かいお客さんに見守られ人気がある。
近年はポスト・パンクやロックからも逸脱し、ファンク、ブラジル、アフロビートなどなどさまざまな音楽を吸収した摩訶不思議でかっこいいサウンドに加え、おかしくも、聞き手になにか熱い想いを届け、家路につかせる吉田の歌詞とフロウでより病みつき成分が増している。
昔よりもすこし歌っているのも”グッとポイント”である。
メンバーはみな性格が良く、友達が多い。
https://triplefirefirefire.tumblr.com