楽器は東へ西へ 琵琶とマンドリン

楽器は東へ西へ 琵琶とマンドリン

Various Artists

ガッキハヒガシヘニシヘ ビワトマンドリン

ヴァリアス アーティスツ

発売日
2017.03.22
レーベル
横浜能楽堂
規格
DIGITAL

古代中近東の伝説的楽器「バルバット」。ここから現在でも中近東で演奏されている民族楽器「ウード」が生まれ、シルクロードを通り、東西に分かれ旅に出た。その旅の間に、それぞれの民族の好みに合わせ改良され新しい楽器が生まれた。東の中国で琵琶が生まれ、おなじ漢字文化圏だった日本やベトナムにももたらされた。ベトナムの琵琶は、ほとんど中国から入ったままのかたちで今でも演奏されている。日本に入った琵琶は、改良され、まず平安時代に雅楽で使う「楽琵琶」が生まれ、その後、「平家琵琶」「薩摩琵琶」「筑前琵琶」「盲僧琵琶」など多様な琵琶が生まれる。遠い中近東を源流として発展して来た楽器の血脈は、日本で大きく花開いた。
一方、西へ行った楽器からは、ヨーロッパで多様なリュート族の楽器が生まれた。吟遊詩人

TRACK LIST

DISC1

01
ラメント・ディ・トリスターノ・エ・ロッタ (中世舞踏曲)
02
マントヴァの舞踏曲 (中世舞踏曲)
03
メヌエット、アンダンティーノ、アレグロ・モデラート
04
夜想曲 星空
05
カント・ノスタルジコ・ラファエレ・カラーチェより 桜の地に咲く優しき花 良子妃殿下に捧ぐ
06
セレナテッラ
07
行く春
08
春雪のバラード
09
草庵の諧
10
「アッシジの聖フランチェスコ」より五段『ラ・ヴェルナの聖痕』(抜粋版)
11
楽琵琶とマンドリンのための「緒合わせ」