- 発売日
- 2017.01.18
- レーベル
- 日本アコースティックレコーズ
- 規格
- DIGITAL
21世紀になり、日本のハープ界には次々と優れた若手奏者たちが登場してきた。そんな中でも特に注目したい一人が山宮るり子だ。2011年リリー・ラスキーヌ国際コンクールでの優勝、2009年ミュンヒェン国際音楽コンクールのハープ部門での第2 位入賞など華々しいコンクール歴を誇る。その優れたメカニック、演奏の確実性という点で若手の中でも一歩抜きん出ている。そして何よりも私が心惹かれるのは彼女のレパートリーに対するこだわり。最初に彼女の演奏に注目するようになったのも滅多に演奏されない難曲であるルニエの「三重奏曲」を実演で取り上げたからだった。本デビュー・アルバムも有名作曲家のピアノ曲からの編曲などは含まない、ハープの真に重要なレパートリーと正面から向き合った志の高い一枚だ。本CDは幻想曲と舞曲によって
TRACK LIST
DISC1
- 01
- 幻想曲 ハ短調 作品35
- 02
- 妖精 ~前奏曲と舞曲
- 03
- ロシア農民の踊り ~「イマージュ第4巻」作品39 第3曲
- 04
- 大幻想曲「マンドリン」作品84
- 05
- ヴィリーの死の舞踏 作品24a
- 06
- いたずら子鬼の踊り
- 07
- 幻想的バラード ~エドガー・アラン・ポーの「告げ口心臓」による