- 発売日
- 2015.02.18
- レーベル
- SSJ
- 規格
- DIGITAL/CD
1938年にNYCのハーレムに開店したミントンズ・プレイハウスは、1940年にバンドリーダーのテディ・ヒルがマネージャーに迎えられると、スウィング・ジャズに飽き足らない若手ミュージシャンたちが仕事が終わったあと夜ごと集まりジャム・セッションを繰り広げ、その後ビバップとなる新しいムーヴメントを創り上げていった。本作は当時大学生でのちにレコーディング技師となるジェリー・ニューマンが録音したビバップ誕生前夜の歴史的な記録で、モダンジャズの聖典として必携・必聴の作品である。発表当時から一部の演奏でセロニアス・モンクがピアノを弾いていると言われてきたが、現在では否定されている。
最初の6曲にモダンジャズ・ギターの開祖チャーリー・クリスチャンが参加しているが、クリスチャンは25歳で病死したため残された録音は少なく、これらセッションは極めて貴重だ。
あとの3曲はトランペットのディジー・ガレスピーがリーダーのジャム・セッション。うち2曲はやはりニューヨークのモンローズ・アップタウン・プレイハウスでの演奏。いずれも1941年の録音。
TRACK LIST
DISC1
- 01
- スウィング・トゥ・バップ
- 02
- サヴォイでストンプ
- 03
- アップ・オン・テディズ・ヒル
- 04
- ダウン・オン・テディズ・ヒル
- 05
- ガイズ・ガット・トゥ・ゴー
- 06
- リップス・フリップス
- 07
- スターダスト 1
- 08
- ケルアック
- 09
- スターダスト 2