ブルー・ボッサ
発売日
2014.06.18
レーベル
Pacific Delights
規格
DIGITAL/CD

ハンク・モブレーが生涯に一週間だけ出演したコペンハーゲンの名門「モンマルトル」への出演を捉えた1968年のライヴ録音。モブレーのヨーロッパでの活躍は断片的にしか紹介されてこなかっただけに、きわめて貴重は歴史的証言といえる。
モブレーのバックを務めるのは、ケニー・ドリュー(ピアノ)、ニールス・ペデルセン(ベース)、アルバート・ヒース(ドラムス)からなる「モンマルトル」のハウス・トリオ。ドリューは渡欧前、リヴァーサイド盤『ジス・イズ・ニュー』(57年)、『アンダーカレント』(60年)等のリーダー作にモブレーを起用している。ヒースとは意外にもこれが初共演レコーディングかもしれない。モブレーがブルーノート盤の常連だった50年代後半から60年代前半、彼は数々のリヴァーサイド盤に引っ張りだこだった。少し大げさにいえば派閥が違っていたのだ。ペデルセンは4名中、唯一のヨーロッパ人。当時弱冠22歳だったが、すでにバド・パウエル、デクスター・ゴードン、ジョニー・グリフィンなどと共演を重ねるツワモノだった。

TRACK LIST

DISC1

01
ブルー・ボッサ
02
アローン・トゥゲザー
03
サマータイム
04
ワークアウト