- 発売日
- 2014.02.05
- レーベル
- Sexy Stones Records
- 規格
- DIGITAL/CD
今作、『THREE MINUTES GOLD』は、「3分間の中の黄金」―まさにロックンロールの魔法がギッシリ詰まった最高傑作。「ライブ・ホリック(中毒)」ぶりで存分に磨き上げられたバンド・アンサンブルはもちろん、何より特筆したいのはイノクチタカヒロ(Vo&Gt)の感情を直撃するボーカルの破壊力、そしてフックのあるメロディー、言葉が自然に耳に飛び込んでくる歌詞の表現力である。彼らの時代の「夜明け」を感じさせるM-1 ”2053” でロックンロールの永遠性を歌い上げ、轟音ロックンロールのファーストナンバーM-2 ”銀行強盗”、M-3 ”ゴールド” では初期衝動たっぷりのロックンロール・ライフを、M-7 ”JUKE BOX” ではロックンロールが持つカタルシスについて堂々と歌い、M-10のインストナンバー ”ケンタッキージェントルマン” で目一杯シェイクする。M-11 ”FADE AWAY” は『ARABAKI ROCK FEST.13』にてルースターズのメンバー、浅井健一、チバユウスケ他と共に”BIG BEAT CARNIVAL”のメンバーとしてイノクチがメインボーカルを務めたルースターズのカヴァーナンバー。続くM-12、アルバムのラストを飾るラブ・ソング ”BABY BABY” では、元来の作品でも顔を覗かせていたレゲエ・フレーヴァーを前面に押し出しながらも、この作品で優れた「ロックンロール」に必ず内包させる重要な要素、「ポピュラリティー」を彼らが確実に手中にしたことを確信させてくれる。そう、言わずもがな、全12曲、全てロックンロール直結――汗だくのライブハウスのステージで拾い上げた、一掴みの砂金をこの作品として昇華したのだ。全てのベッドルームへ、全てのヘッドフォンへ、そして全てのスピーカーへ。沈滞したシーンに風穴を空ける、強烈なロックンロール・アルバムが完成した。
TRACK LIST
DISC1
- 01
- 2053
- 02
- 銀行強盗
- 03
- ゴールド
- 04
- ハロルド
- 05
- BABY KILL LOVE
- 06
- BAD SUMMER FEELING
- 07
- JUKE BOX
- 08
- 欲望と煩悩
- 09
- ダイアモンドコンクリート
- 10
- ケンタッキージェントルマン
- 11
- FADE AWAY
- 12
- BABY BABY