蓮沼執太フィル『GPS』
2023.01.25
release

蓮沼執太フィル『symphil|シンフィル』。2019年から楽曲制作を開始させ、2022年冬に完成を迎え約3年間の制作期間を経ている約5年ぶりのサードアルバム。アルバムより「GPS」が本日より配信開始。『symphil|シンフィル』の早期予約特典施策がTOWER RECORDSにて予約開始となっている。

蓮沼執太フィル蓮沼執太フィル『symphil|シンフィル』
2019年から楽曲制作を開始させ、2022年冬に完成を迎え約3年間の制作期間を経ている約5年ぶりのアルバム。

Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra “symphil”
蓮沼執太フィル『シンフィル』

新しいフィルが5年ぶりに帰ってきた。
前作リリース以降、2019年 FUJI ROCK FESTIVAL’19 への出演、日比谷野音でのワンマン公演、銀座での告知無しで話題となったゲリラライブからはじまり、パンデミック以降におけるNYブルックリンからの蓮沼の帰国、フィルメンバーによるリモート配信シングル「Imr」のリリース、自主ライブ配信公演「#APIスパイラル」、緊急事態宣言中のオーチャードホール公演「○→○」のパフォーマンス、東京2020パラリンピック開会式に出演、ドラマや映画などの劇伴参加、ソロ配信楽曲リリースプロジェクト始動、2022年末の恵比寿ガーデンホール公演「消憶」など。
コロナ禍においてもその活動の勢いを緩めるどころか、勢いを増してアクティブする蓮沼執太によるメインプロジェクト「蓮沼執太フィル」の約5年ぶりのスタジオ・アルバム。
2019年から楽曲制作を開始させ、2022年冬に完成を迎え約3年間の制作期間を経ている。
全10曲収録。

タイトル “symphil” は蓮沼による造語である。
“sym-” は「共に」という意味。
“phil-” は「何かを愛する」という意味である。
これらをつなぎ合わせ「新しいフィル」というニュアンスを込めて『シンフィル』とした。

アルバム全編を通してのテーマは「回復」、「共在」がコンセプト。
「自分自身を大切にすること。
そして、他者や自分以外の世界を肯定して共に生きること」。
現代社会の状況に対して、変化や抵抗などをしようとせずに、どのように寄り添って、理解していきながら、状況を作っていけるだろうか。
2022年夏の数年ぶりの蓮沼執太フィルのレコーディング作業、およびレコーディング中の期間しばらく会っていない人々、友人や仲間たちとの対話や喪失などがキッカケとなり、このコンセプトが出来上がった。

アルバムには、先行でリリースされた「HOLIDAY」、「Eco Echo」、「呼応」に加え、羊文学の楽曲に蓮沼執太フィルが参加した「マヨイガ」の本アルバム・ヴァージョンなど全10曲を収録。
ミックスは、メンバーでもある葛西敏彦、マスタリングは、Dave Cooley(デイブ・クーリー)、ジャケットのイラストは、Johanna Tagada Hoffbeck(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)、デザインは、佐々木暁が手掛けている。

また、アルバムより「GPS」が本日より配信開始。

「自分の存在、他者の存在を認め合うこと」がコンセプト。サウンド面では蓮沼自身がピアノだけではなく、様々なシンセサイザーやパーカッションを演奏している。
従来の蓮沼執太フィルで奏られる生楽器によるオーガニックな響きがありながらも、それらを超えて、15人によるアンサンブルのサウンドが新しい形で響いている。

4月2日には、近年の集大成となるコンサートが東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルにて行われることが決定している。


蓮沼執太フィル『symphil|シンフィル』

2023.03.22 Release
CD / Digital / DDCB-13054
Released by B.J.L. X AWDR/LR2 | 4543034052370


蓮沼執太フィル『GPS』蓮沼執太フィル『GPS』

2023.01.25 Release
Digital / DDCB-13054_1
Released by B.J.L. X AWDR/LR2
https://ssm.lnk.to/GPS

Shuta Hasunuma:Vocal, Buchla Music Easel, Piano, Fender Rhodes, Rhodes Chroma, Korg Nautilus, Shaker, Tambourine
Shuta Ishizuka:E.Guitar
itoken:Nord Drum
Yoshio Ootani:Saxophone
Fumiya Otonashi:Sho
Yu Ojima:Drums
Toshihiko Kasai:Recording, Mixing
K-Ta:Marimba
Utena Kobayashi:Steelpan
Tomohiko Gondo:Euphonium
Ryosuke Saito:E.Guitar
Hiroki Chiba:E.Bass
Eriko Teshima:Viola
Natsumi Miyaji:Flute
Chiaki Miura:Vocal, Flugelhorn


早期予約特典施策|Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra「LIVE ARCHIVES 2019-2022」× TOWER RECORDS

蓮沼執太フィル『symphil|シンフィル』の早期予約特典施策がTOWER RECORDSにて開始。
2023年2月19日(日)までにTOWER RECORDSにて予約したお客様にShuta Hasunuma Philharmonic Orchestra「LIVE ARCHIVES 2019-2022」と題したライブ公演のアーカイヴスDVD(全6曲程度収録予定)が漏れなく貰える施策となっており、現在予約を開始している。
予約LINK : https://ssm.lnk.to/symphil


【EVENT】

■2023年4月2日(日) @東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル


蓮沼執太フィル|Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra

蓮沼執太がコンダクトする、現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。2010年に結成。2014年にアルバム『時が奏でる』、2018年に『アントロポセン』をリリース。2019年にはフジロックフェスティバルへ出演、⽇⽐⾕野外⼤⾳楽堂を成功におさめた。2021年にはBunkamuraオーチャードホール公演『○→○』、「Eco Echo」リリース西日本ツアーを。2022年にはシングル「呼応」リリース、恵比寿ガーデンホール公演「消憶」を開催。2023年3月にニューアルバム『symphil|シンフィル』をリリースし、4月2日には東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルにてコンサート開催予定。

メンバーは、蓮沼執太、石塚周太、イトケン、大谷能生、尾嶋優、音無史哉、葛西敏彦、K-Ta、小林うてな、ゴンドウトモヒコ、斉藤亮輔、千葉広樹、手島絵里子、宮地夏海、三浦千明による15名。


蓮沼執太 | Shuta Hasunuma

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、ドラマ、演劇、ダンス、CM楽曲、音楽プロデュースなど、多数の音楽を制作。また「作曲」という手法を応用した物質的な表現を用いて、展覧会やプロジェクトを行う。2018年個展『Compositions』(ニューヨーク・Pioneer Works)、『 ~ ing』(東京・資生堂ギャラリー)を開催。2013年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティとして渡米。2017年文化庁東アジア文化交流使として中国に滞在。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

蓮沼執太フィル  https://www.hasunumaphil.com
蓮沼執太  http://www.shutahasunuma.com
Instagram  https://www.instagram.com/shuta_hasunuma
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蓮沼執太フィル 2nd album『アントロポセン』(COCP-40486/2018.07.18)
蓮沼執太フィル 1st album『時が奏でる』(DDCB-13025/2014.01.15)