Suspended 4th
2022.06.01
release

Suspended 4th、1st フルアルバム「TRAVEL THE GALAXY」7/20リリース決定。

Suspended 4th強靭なロック・サウンドを放つ大型新人がコロナ禍からの逆襲、これぞアーリーベスト的マストバイアイテム、初のフルアルバムをドロップ。

Suspended 4thがキャリア初となる、待望のフルアルバムをリリースすることが決定!
新たに書き下ろした新曲郡に加え、2014年の結成以来路上やライブハウスで奏でてきた楽曲群を新たにレコーディングし直し、今の彼らの全てを詰め込んだまさにアーリーベスト的な作品に仕上がった。(その為収録曲も膨れ上がり14曲のボリューム!)

今回は2枚組と通常盤の2形態でのリリースとなっており、2枚組の方にはアルバムのインストバージョンが収められている。
90~00年代カラオケ全盛期のJ-POPならいざ知らず、彼らのように泥臭さしかないバンドがなぜ?と不思議に思うリスナーもいるかもしれないが、彼らのホームグラウンドである路上ライブはインストで行っており、今回の音源にもその形に沿ったものを音源化。

「1st フルアルバムにしてベスト・アルバム」こう言い切れる 本作品は7月20日リリース。


Suspended 4th (サスペンデッド・フォース)
『TRAVEL THE GALAXY』(トラベル・ザ・ギャラクシー)

2022.07.20 Release
【2CD仕様】PZCA-97 / ¥3,850
【1CD仕様】PZCA-99 / ¥2,750

収録内容
【2CD仕様】
[DISC1]
「TRAVEL THE GALAXY」(Disk名)
01. トラベル・ザ・ギャラクシー
02. BIGHEAD (Rev.2)
03. ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン
04. Shaky
05. Venetzia
06. Betty
07. KARMA
08. HEY DUDE
09. Burn
10. ANYONE
11. オーバーフロウ (Rev.2)
12. ストラトキャスター・シーサイド ’22
13. Tell Them
14. INVERSION (Rev.2)

[DISC2]※DISK 2はCD限定で配信は致しません。
「Parallel The Galaxy」(Disk名)
01. INVERSION (Instrumental)
02. Tell Them (Instrumental)
03. ストラトキャスター・シーサイド ’22 (Instrumental)
04. オーバーフロウ (Instrumental)
05. ANYONE (Instrumental)
06. Burn (Instrumental)
07. HEY DUDE (Instrumental)
08. KARMA (Instrumental)
09. Betty (Instrumental)
10. Venetzia (Instrumental)
11. Shaky (Instrumental)
12. ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン (Instrumental)
13. BIGHEAD (Instrumental)
14. トラベル・ザ・ギャラクシー (Instrumental)

【1CD仕様】
01. トラベル・ザ・ギャラクシー
02. BIGHEAD (Rev.2)
03. ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン
04. Shaky
05. Venetzia
06. Betty
07. KARMA
08. HEY DUDE
09. Burn
10. ANYONE
11. オーバーフロウ (Rev.2)
12. ストラトキャスター・シーサイド ’22
13. Tell Them
14. INVERSION (Rev.2)


【作品概要】

コロナ禍はあまりにも大きな影響をSuspended 4thに与えた。「さあ、これから」というタイミングで彼らはすべての動きを封じら れた。どのアーティストやバンドも同じと言えば同じだが、ストリートを拠点にライブを繰り広げてきた彼らにとってはかなりの痛手 だった。

しかし、あらゆる困難を乗り越え、2014年の結成以来初となるフルアルバム『TRAVEL THE GALAXY』のリリースにこぎつけた。 初のフル作ということは、当然内容もアーリーベスト的なものに。例えば、過去に自主制作盤として発表済の「BIGHEAD」、「INVERSION」そして、レーベルコンピに収録された「オーバーフロウ」はRevision 2バージョンとして再録し、彼らの出世曲「ストラトキャスター・シーサイド」も「ストラトキャスター・ シーサイド ’22」として再録している。以前からライブでプレイしていた「Venetzia」と「Betty」は今回初音源化。配信シングル「ブレイク アウト・ジャンキーブルースメン」、「HEY DUDE」と最新シングル「KARMA」ももちろん収録。そのほかの楽曲が新曲となる。

<上がれ BもAもKもAも><AもHもOも 上がれ>と聴き手をのっけから煽るタイトル曲から痛快だ。約3分という短い時間に 強烈なリフとタイトなリズムだけでなく、演奏、アレンジ、歌唱面で様々なアイデアをぶちこみつつ、サビのキャッチーなメロディで全 体をぐいっと牽引する。「Shaky」も素晴らしい。

まず、この曲に限ったことではないが、4人の演奏が完璧である。プレイはもちろんのこ と、随所に聴きどころが散りばめられている。バカテクながらも気持ちいいところにビシバシとハマってくるベース、絶対にスキップな んてさせないギターソロ、叩いている姿が浮かんでくるほど躍動感のある国内トップレベルと言っても過言ではないドラムは演奏だけ聴いていても抜群に楽しい(だからこそ、インスト盤が付属する2枚組も販売されるのだ)。

これまではやりたい放題に各自の演奏を重ねていたが、いまはしっかりと音の交通整理がなされ、歌が映えるアレンジになっているのが大きい。アーリーベスト的な内容とは言え、4人は猛烈な勢いで進化している最中なので、<ひと区切り感>のようなものはまったく感じない。異色なのは、ディープ・パ ープル「Burn」のインストカバー。彼らのルーツでもあるこの楽曲はすでにライブでも披露しているが、すさまじくカッコいい。一人残 らず演奏技術がバカ高いことをここで再認識するはず。

本作を聴いて改めて思うのは、サスフォーの4人はあらゆる方向に感覚を研ぎ澄ませながらも、外に出すのは逃げも隠れもしない ロックだということ。彼らの音を支持する人間からすると、『TRAVEL THE GALAXY』はサスフォーが掲げるロック反撃の狼煙と言いた くなる熱さがある。しかし、本人たちは果たしてそこまで意識しているのだろうか。これはトレンドに対するカウンターでもなんでもな い。ストリートで培った技術や精神、ピザオブデスから見えた新たな景色、コロナで味わった苦渋、そこから見出した光明―― それらすべてが4人の音に変換されて吐き出されている。何も狙わない。何にも迎合しない。そこにあるのは己のみ。ひと通り本作を 聴いたあとに残る爽快さはそのせいなんじゃないかと思う。すべてのロックは鳴らされたと言っても過言ではない2020年代にこれ が聴けるというのはなんと幸せなことだろうか。いよいよサスフォーが本格的に シーンを駆け上がるときが来た。