名古屋を拠点に活動する刺繍作家risa ogawaが「赤いシシュウ。」と題した個展を開催!
Campanellaのアルバムアートワークやライブ会場のインスタレーションを手掛ける、名古屋を拠点に活動する刺繍作家risa ogawaが「赤いシシュウ。」と題した個展を開催することが決定しました。
大阪・天下茶屋の、元おかき工場であった『山本製菓』という会場で、10月21日(土)~11月5日(日)までの期間、開催されます。
また、risa ogawaと4人の作家(頭山ゆう紀、eri okamura、Naomi Takaki、UC EAST)それぞれが共同制作する「回転する世界の静止点(the still point of the turning world)」を同時開催するとのこと。
10月21日(土)のオープニングパーティーは、田辺舞とCAVE MANが、11月4日(土)のクロージングパーティーは、Campanella、Free Babyronia、Ramzaが出演します。
大変貴重な機会ですので、是非全お越しください!
【作家ステートメント】
「赤いシシュウ。」
私の赤い糸が表現するのものは内側から外側に溢れ出た「生命の証明」である。 糸を結び繰り返す「シシュウ」は、「始終」(始まりから終わりまで)繰り返す輪廻転生を表す無秩序の曼荼羅である。 会場である山本製菓は20年前に閉鎖されたおかき工場跡である。 山本製菓の時の流れは他の場所とは遥かに違い、逆流に入り込み時間の経過を感じることが困難であるとさえ私は感じた。 昨秋、逆流の渦の中に引き込まれるように私はこの場所と出会った。 「赤い絲」のインスタレーション作品のテーマは「創造、維持、破壊」の繰り返しである世の中に満ちているエネルギーの体感である。この特異な場所でのインスタレーションは善くも悪くも過去と未来に大きな余波を与える事になるだろう。
同時開催する共作展「回転する世界の静止点 ( the still point of the turning world )」は詩人T.S.エリオットの言葉の引用である。 彼の「ぼくらはそこにいた、と言えるだけで、どこにあったかは言えない。いた期間も言えない。言えば、そこを時間的に特定する事になるから。」という一説に着想を得た。 更に「自分と他者を分ける境界線はどこにあるのだろう。」という内なる疑問が共作を企画し、現代に生きる4人の作家と接点を持つ事に至った。 私の解釈では「回転する世界の静止点」とは「偶然にも合致した変化し続ける点」である。偶然と運命の出会いに感謝したい。
risa ogawa
【概要】
risa ogawa Solo Exhibition :「赤いシシュウ。」
同時開催展:回転する世界の静止点 ( the still point of the turning world )
共同制作作家 頭山ゆう紀・eri okamura・Naomi Takaki・UC EAST(順不同)
2017年10月21日(土)~2017年11月5日(日)
山本製菓
開場日 金 / 土 / 日 / 月 14:00~20:00
入場料 ¥500
【Opening Party】
■2017年10月21日(土)
Open 14:00 / Door ¥1500(+1D)
田辺舞 / CAVE MAN
【Closing Party】
■2017年11月4日(土)
Open 14:00 / Door ¥2000(+1D)
Campanella / Free Babyronia / Ramza
山本製菓
大阪府大阪市西成区天下茶屋東2-5-5
http://www.yamamotoseika.com/
info@yamamotoseika.com
【プロフィール】
risa ogawa
今と昔、生と死、隠陽をつなぐ刺繍作家。2009年から刺繍作品を制作。
2010年名古屋芸術大学卒業。
アウトサイダーアートに出会い、「無意識」に関心を寄せる。
2016年から現在に至るまでWWW X、spazio ritaなどでインスタレーション作品を発表。
ogawarisa@gmail.com
http://risaogawa.tumblr.com/